こんにちは。天然石のお店・昴堂店長の矢野です。
開運や財運のアイテムとして人気の水晶ドーム。
水晶ドームには様々な呼び方があります。ジオードや晶洞もそのひとつ。
他にもカペーラという呼び方もありますね。
なぜ水晶ドームやアメジストドームをカペーラと呼ぶのかご存知ですか?
水晶ドームはなぜカペーラと呼ぶのでしょうか
カペーラとは「capela」と書きます。
ポルトガル語で「聖堂・教会・礼拝堂」という意味です。
英語の「chapel」(チャペル)と同じ意味です。
成分とか性質が名前の由来ではなく。水晶ドームの形が聖堂に似てるから「capela」と呼ぶようになったんですね。でも単に形が似ているからだけではありません。
聖堂とはお祈りをする特別な場所です。
「神聖な場所」というイメージが神秘的な水晶ドームの持つ雰囲気によく似合うからカペーラとよばれたんでしょうね。
そう思うとますます神秘的な感じがしますね。
なぜポルトガル語なのかというと。アメジストドームの主な産地はブラジルですよね。ブラジルの公用語はポルトガル語だからです。それにブラジルの人たちはカトリック系のキリスト教徒が多いです。聖堂が身近な存在だから産地の人たちは「カペーラ」と言ぶようになったんですね。でもカペーラと呼ぶのはブラジル産だけに限ったことではありません。他の産地のものでもカペーラと呼びます。
ところで、日本のパワーストーン業界では「カペーラ」と書くことが多いです。ペとラの間を伸ばしてますね。でもポルトガル語ではペとラの間は伸ばしません。むしろ「カペラ」の方が本当の発音に近い感じです。でも日本ではどちらでも通用しますからあまり気にしなくていいかも。
ちなみに。
伴奏のない声だけの音楽を「アカペラ」といいますよね。アカペラのもとはイタリア語の「a cappella」(アカペッラ)。「聖堂で、礼拝堂で」という意味なんです。
アカペラはもともとは教会で行っていた声だけの音楽が元になってます。アカペラと語源は同じなんですね。
ちなみに星のカペラ「Capella」とは意味は違います。星のカペラはラテン語で雌山羊を意味する「Capra(カプラ)」が変化したものです。
話がそれてしまいました。
人気のカペラですが。最近ではあまり見つからなくなっています。仕入れるのも難しくなって、仕入れても値段が高くなってしまうのは悩ましいですね。
でもいくつかお手頃なカペーラを仕入れることができました。お手頃価格のカペーラが欲しいとも思ってるあなたはぜひ見てくださいね。
今回紹介した商品はこちらにあります。
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