こんにちは。天然石のお店・昴堂店長の矢野です。
今回はガーネッシュヒマール産水晶を紹介します。
人気のヒマラヤ水晶の中でも特にパワーが強いとされる水晶です。
ガーネッシュヒマールとはどのような場所で、ガーネッシュヒマール水晶にはどのような特徴があるのか紹介します。
ガーネッシュヒマール産水晶
ガーネッシュヒマールとは
ヒマラヤ山脈はネパール、チベット、インドにまたがる大きな山脈です。ガーネッシュヒマールは、ネパールにある山の名前なんです。
標高7110mのガーネッシュヒマール山(Mt.Ganesh Himal)は、ネパールとチベットの国境付近にあります。
山の名前は、神様のガネーシャにちなんで名付けられています。ガネーシャがの住む山と考えられていたからです。ガネーシャはヒンズー教の神様と考えられていますが、古代インドやその周辺の国々でも古くから進行されていた神様です。
聖なる山で生まれ育った水晶ということで、特にパワーが強い水晶といわれています。
ガーネッシュヒマールはヒマラヤ山系の中でもとくに厳しい山です。採掘現場は標高2000m以上にもなり、車が入れません。
人が手で掘って、村まで人が運んでくるのです。掘りに行くのも日帰りが出来るような場所ではありません。
だからガーネッシュヒマール産水晶の採掘は人手と日数がかかります。とても貴重なものなんですね。
インド側だと道路があるていど整備されているため、ネパール側よりも輸送小ストは安くつきます。
ヒマラヤ水晶でもガーネッシュヒマールを含むネパール産がインド産よりも高価になるのはそのためなんです。
だから、あまり市場には出回りません。ガーネッシュヒマール産水晶は、その希少価値も魅力ですね。
ガーネッシュヒマール産水晶にも様々な種類があります。
中でも、クローライトやトルマリン、雲母を含んだ水晶は、他のヒマラヤ山系でもあまりみない独特な水晶です。
クローライトは緑泥石ともいわれ、緑色の内包物になっていることが多いです。ガーデン水晶や、ファントム、針状結晶になって水晶の中に取り込まれています。
こちらの水晶だと、クローライトがとりこまれて雲のように見えています。
ガーデン水晶といわれるタイプですね。
水晶の透明度は高くはないですが、このようにガーデン模様が見えるのはなかなか貴重だと思います。
神々の聖地ということで注目されるガーネッシュヒマール産水晶には、このように非情に個性的な水晶が多いのも魅力です。
あなたのコレクションに加えてみてはいかがでしょうか。
今回紹介した商品はこちらにあります。
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・天然石のお店 昴堂(すばるどう)
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